• TOP >
  • 東大生インタビュー >
  • 推薦生2018 >
  • 「高3秋まで理系で、地元大学の医学部を目指しました。高校の活動で東大に行けるならと経済学部の推薦に挑戦」――2018推薦生インタビュー(2) 経済学部

「高3秋まで理系で、地元大学の医学部を目指しました。高校の活動で東大に行けるならと経済学部の推薦に挑戦」――2018推薦生インタビュー(2) 経済学部

2019.03.22

推薦生2018

#推薦入試 #推薦入試 #経済学部の人 #経済学部の人

PROFILE

小菊聡一郎さん(経済学部進学予定)

出身地 石川県
高校 金沢大学附属高等学校

 
―東大の経済学部を推薦入試で受けようと思った経緯について、ちょっとご自身の言葉で話していただけますか。

高3の秋ぐらいまでずっと理系で、東大進学も特に目指していたわけではなかったんです。ただ受験するうえで、推薦っていうのも視野に入れたほうがいいのかなと思ったのと、もしかしたら通るかもしれないって感じだったので、出してみようかなと思って。

高3のときまでは、生物に関心がありました。中でも生理学とかそっち側のほうが好きだったので、医学部とかもいいかなと思ってたんですけど、最終的には経済学部にしました。

―医学部での研究にも魅力を感じていたと。

はい、そうなんです。

―理系のとくに何が好きだった?

生物が好きだったと言いましたが、実は物理や化学も面白いなと思っていました。ですが、なんか経済学部に…。

―そこのところをもうちょっと詳しく教えてください。理系でありながら経済学部にしたのはどうしてですか?

いろいろ理由はあったように思うのですが、経済と理系分野は関連性が高いということもありますし、経済学には数学が大事ということも関係していたと思います。

―一般入試も文系で出願していたんですか?文科二類に?

実は文一で出してました。学年のなかでの順位的なことで。

―エコノミクス甲子園に出場してますけど、そのきっかけは何だったんですか?

高校が近畿大会などでの強豪校だったので、年間行事のようになっていました。あとは、学校で1週間ごとに新聞の話題から出題される小テストというものがあって、自然に社会とか経済に関して興味を持つようになったということもありますね。

―そうすると、同じ高校の生徒さんたちは、社会のことに関して関心を持っている生徒が多かった?

興味を持ってる人は多いと思います。

―行動経済学とか、教育経済学などにも高校時代からご興味があったとのこと。そういった本を読んで、ご関心を持ったということですか?

自分はむしろ本を本当に読まないほうで。実は『オイコノミア』っていうテレビ番組がきっかけで、そういうことに興味を持ったんです。

―経済にご関心があり、もともと理系だったというのは、経済学部ではすごい強みになるだろうなと思います。でも、専門が変えられない推薦入試で入ったということに関して、不安や迷いはありますか?

そのことは、すごく悩んでます。出願したときは人の心理と経済の関係について研究したいと考えていて、そのように伝えていましたが、実際に入ってみたらその分野を専門とする教授が文学部とか、他の学部にいたりとか、そういうところで結構、今、悩んでる感じです。

―たしかに学問は広くつながっていますから、高校時代には想像できなかった教員の配置というのはありがちです。

そうなんです。となると、自分がやりたいことをやるにはどうすればいいのか。入試時からやりたいことは変わってないですが、入学してみて「あっ」みたいなことはあります。おそらくやっていくうちになんらかの解決策にたどり着くのでしょうが、しばらくは考え続けるかもしれないですね。

―ほかに東大に来てみて、なにか感じたことはありますか?

入学後、しっかり授業も出ていて、本郷にも来てるんですけど、総合科目がすごいなと感じてます。どの授業も面白いっていうか、楽しいですね。

―最後に、東大を考えている後輩に対して、推薦入学で入学した先輩から一言、メッセージをお願いします。

推薦入試では、高校でチャレンジしたことがきちんと評価されると思うので、一見、遠回りに見えても、どんどんやることが大切かなって。結局やってるとどんどん楽しくなってきて、やる気も上がると思うので。

―受験勉強だけではなくて、いろいろ幅を広げてくと、入試という意味でも選択肢が増えていくということですかね。

その方が楽しいと思うので。

―まずは駒場で幅広いことに触れるチャンスがあると思いますので、頑張ってやってください。そして推薦入学生にしかできないこともたくさんあるので、生かしてくださいね。

ありがとうございます。
 

2019.3.22
インタビュー/東京大学高大接続研究開発センター教授・濱中淳子
構成/ライター・大島七々三