「地球と宇宙をつなぐ新素材開発に興味をもち理2へ。前期課程で化学の最先端を学ぶ」―【理科二類】新入生インタビュー 2023

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高山乃綾さん

PROFILE

  • 氏名:  高山乃綾さん
  • 出身校: 青雲高等学校(長崎県)
  • 入学:  2023年 理科二類

――東大の理科二類を選んだ理由を教えてください。

日本には物質・材料研究機構(NIMS)という新素材を開発する研究所があるんですけれども、そこで行われている研究にすごく興味をもったので、調べてみたところ、東大の先生方もその研究に関わっているということを知りました。そこから、東京大学の農学部や理学部の化学科で学びたいなと思うようになり、理科二類を志望しました。

――なぜ新素材開発に興味をもったのですか?

火星や月への移住に関連して、よく宇宙エレベーターの話題が取り上げられますが、そこで必ず課題になるのが、地球と宇宙をつなぐための紐のような丈夫な素材なんです。軽くて硬いなど、いろんな条件を満たす必要があるのですが、そうした素材に興味をもち、自分でも1から作り出してみたいなって思うようになりました。

――大学ではどんなことを学びたいですか?

今は化学の最前線を幅広く学びたいなと思っています。受験勉強では、解が一つに定まる問題ばかりを解いてきましたが、これからは、まだ最適解が見つかってないような課題に対して、研究という観点からアプローチしていきたいなと考えています。大学院への進学も視野に入れていて、将来的にはちょっと野心的ですけど、いつか教科書に載るような研究に携われたらいいなと思っています。

――受験勉強はどのようにして乗り越えましたか?

YouTubeチャンネル「東大TV」に公開講座や講演などが上がっているので、勉強の合間に理学部や工学部の先生方の講義を見て、「受かったら、こういう勉強や研究をたくさんしよう」って思いながら受験勉強を続けていました。自分が何のために勉強をしているのか見失いそうになったときも、そうした講義を見ることで、「大学ではこういうことを学びたいんだ」っていう気持ちを保つことができたと思います。

――勉強以外に大学でやってみたいことはありますか?

自転車部旅行班っていう部活にすごく興味があります。みんなでサイクリングをしたり、長期休暇には班ごとに分かれて、A班は九州に、B班は北海道へ行くといった活動をしているそうです。今年からは海外も行けるようになり、モンゴルの砂漠をサイクリングできる機会もあると聞きました。高校では課外活動をしてこなかったので、大学では部活を通して、仲間と協力しながら一つの目標に向かって挑戦するという経験をしてみたいです。

――最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

東京大学は自分が学びたいと思う分野の最前線のことをやっている大学で、きっと自分の期待以上の学びや経験ができるところだと思っています。東大進学をめざしているみなさんには、その思いを励みにして受験勉強を前向きに続けてほしいです。

――ありがとうございます。自分の可能性を信じて、思いきり進んでください!

 

取材/2023年4月
インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム