「オープンキャンパスで憧れた東大へ。学際的な分野で視野を広げていきたい」―2023新入生インタビュー 理科二類

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鈴木杏奈さん

PROFILE

  • 氏名:   鈴木杏奈さん
  • 出身校:  南山高等学校(愛知県)
  • 入学:   2023年 理科二類

――東大を目指した理由を教えてください。

塾の先生が東大の良さをお話してくださって、どんな学校なのか興味をもったのがきっかけで、高校1年の時にオープンキャンパスに参加しました。実際に体験してすごく楽しかったし、校舎もとても素敵だったので、それに憧れて目指してみようという気持ちが強くなりました。

――なぜ、理科二類を志望されたのですか?

元々は宇宙物理を学びたくて理科一類を志望していたのですが、浪人していた一年間で、いろいろ考えたり、新しく知識が加わったりした結果、文系と理系の間のような学際的な分野に興味が出てきたので理科二類を選びました。

――どういったきっかけで、学際的な分野に興味をもったのですか?

宇宙物理の分野は今も興味はあるんですけど、数学があまり得意じゃないので、その道に進み続けるのはちょっと向いていないかもしれないって思い始めたときに、ほかの分野についてもいろいろ考えるようになって、調べていくうちに学際的なことに興味をもつようになりました。

――高校時代、熱心に取り組んでいたことはありますか?

テニス部に所属していて、高校生活の中では一番部活動に力を入れて頑張っていました。そのほかにも、本を読むのが好きなので、そのときに興味があった宇宙物理の本をはじめ、いろいろな分野の本を読みました。

――受験勉強の乗り越え方やモチベーションを保つ方法など、自分なりに工夫していたことを教えてください。

予備校で、同じように東京大学を目指している友達が頑張っている姿を見て、自分のやる気を奮い立たせていました。そのほかにも、ちょっと何か気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりしたときは、東京大学について調べて「やっぱり東大で学びたいな」っていう気持ちを思い起こして、モチベーションを保っていました。

――大学ではどのようなことを学びたいですか?

前期課程では、必修科目が少し落ち着いてから、ジェンダー論の授業や社会行動論など文系の分野についても積極的に学びたいと思っています。

――鈴木さんは愛知県のご出身ですが、大学生活はいかがですか?

私は、3月末ぐらいに上京して、一人暮らしを始めたばかりなんですけど、とくに電車が複雑すぎて…。名古屋の電車とは全然違うし、混み具合もすごいので、慣れるのにはまだ時間がかかりそうです。

――最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

東大に入学して日が浅く、授業が始まってからまだ一週間も経っていないんですけど、それでもわかるぐらいすごく楽しい場所です。たくさんの優秀な同級生や先輩からすごく刺激がもらえる場所だなっていうのを日々感じているので、すでに東京大学を目指している方も、ちょっと迷っている方も、私と同じように浪人している方も、頑張って勉強を続けて、合格してほしいです。
また、頑張っても成績が伸びず辛い時期もあると思うのですが、頑張った分はちゃんと自分の力になっていると思うので、東京大学に入学できるよう、私も心から応援しています。

――東大を目指している方々への暖かいエール、ありがとうございます。

 

取材/2023年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム