「友人と切磋琢磨して掴んだ東大進学。知識の幅を広げて自分の将来を見つけたい」―2023新入生インタビュー 理科一類

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井上理璃子さん

PROFILE

  • 氏名:   井上理璃子さん
  • 出身校:  筑波大学附属高等学校(東京都)
  • 入学:   2023年 理科一類

――東大を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

志望大学を決めるときに理系には進みたいと考えていたんですけど、 理系の中でも自分がどの分野に向いているとか、自分の興味がどの分野に向いているかなど、あまりはっきりとわかっていなかったんです。東京大学には進学選択があると知っていたので、前期課程でいろんな分野の学問を体験して、その後で学部を決められることに魅力を感じて選びました。

――理系の分野の中でも特に興味があることは何ですか?

工学系で言えば、ものづくりとか情報系にも興味があるし、あとは薬学系にも興味があって新薬の開発とか創薬の分野にも興味があります。

――受験勉強で工夫したことや頑張ったことを教えてください。

自分の特徴として、だらだらと勉強してしまうときが多くて、そういう時は成績が伸び悩みがちでした。なので、どこが足りていないのかを考える時間を週に何回か設けて、足りないところを明確にしたうえで、一番適切な勉強法は何なのかを考えて勉強するようにしていました。

――東大に入学して新しく感じたことや気づいたことはありますか?

今まではずっと東京周辺にいたので、自分と似た環境の人としか触れ合ってこなかったんですけど、入学して同級生の自己紹介を聞くと、地方から東大に入った方もたくさんいて、さまざまな背景の持ち主がいるなというのを実感しました。

――大学で学びたいことはありますか?

いろんな分野の授業を履修して知識の幅を広げたいなって思っています。理系の授業以外にも、小さい頃からピアノをやっていて音楽が好きなので、音楽に関連した授業を履修できたらいいなと思っています。

――サークルやアルバイトなど、課外活動でやりたいことはありますか?

サークルは、レベルが高いことでも有名な東大のピアノの会にずっと憧れていたので、そこに入りました。あとは高校でフットサル部の部長だったので、フットサルかサッカーのサークルにも入ろうかなと思っています。

――最後に、東大を目指す高校生にメッセージをお願いします。

私は一年浪人していたので、受験のことで悩むことも多かったんですけど、友達に恵まれて一緒に同じ目標を持って切磋琢磨して勉強できたのがよかったと思っています。友達を大切にしてほしいということと、自分の努力のなかでどこが足りていないのかをじっくり考えてみる機会を設けると成長につながると思います。ぜひ、がんばってください。

――素敵なメッセージをありがとうございました!

 

取材/2023年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム