「第73回駒場祭」レポート2022!-2日目・対面編

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史上初のハイブリッド開催!第73回駒場祭の様子をレポート

2022年11月18日(金)〜20日(日)に第73回駒場祭が開催されました。新型コロナウイルスによる影響で、2年間オンラインでの開催となっていた駒場祭。感染状況も落ち着いてきた2022年は、史上初のハイブリッド開催となり、久しぶりに駒場祭がキャンパスに戻ってきました!
対面でにぎやかに、オンラインでゆったりと、それぞれの駒場祭を学生サポーターにレポートしてもらいます。
今回は、2日目・対面の駒場祭の様子をお届けいたします!

駒場祭は、本郷で行われる「五月祭」とくらべて1・2年生が主役となって行われます。そんな活気あふれる駒場祭の様子を、模擬店を中心にレポートしていきたいと思います。


駒場祭委員の方が忙しそうな飲食店スペース入口

駒場祭に行くといっても何を見たらいいかわからない、という方も多いと思います。そんな時にはまず食堂横の飲食店スペースへ行くのがおすすめです。おいしそうな食べ物や飲み物に威勢よく呼び込みをする各店舗の店員さんなど、そこら中からお祭りの雰囲気を感じられます。腹ごしらえをしながらお店の方におすすめの企画を訪ねてみてもいいかもしれません。


東京小飯店にて

それでは私も飲食店スペースから入ってみましょう…と言っても、私は今回お客さんではなく企画構成員(お店や企画を出す人)として参加しているので、自分の出しているお店からのスタートになります。こちらアジア国際交流サークル茶話日和による「東京小飯店」です。留学生メンバーから教えてもらった葱油餅(ねぎのおやき)を中心に中国のスイーツ月餅や中国のドリンク王老吉(ワンラオジー)を販売しています。鉄板で焼いた出来立ての葱油餅が目玉です。


漢字が映えるお店の看板

隣にもよく似た雰囲気のお店がありますね。こちらは前述の茶話日和の姉妹サークルである、中国茶同好会のみなさんによる「中国茶茶館」です。こちらでは様々な本格中国茶を楽しむことができます。少し肌寒い11月にはありがたいですね。私もお店の呼び込みで喉が疲れたら一服しに行こうと思います。

お店の開店は朝の9時からで結構早いです。私も準備が忙しくてバタバタしていたので、今からコーヒーブレークに行こうかなと思います。こちら東京大学 珈琲同好会のみなさんによる「UT COFFEE STAND」です。皆さんお揃いの青いエプロンがおしゃれですね。挽きたて、淹れたての深煎りコーヒーを頂きます。朝から頭が冴え、コーヒーの温かさも体中に染み渡ります。ごちそうさまでした!


お揃いのエプロンが素敵な珈琲同好会の皆さん

ほかにもたくさん行ってみたいお店はありますが、飲食店スペースから少し離れ屋内企画へ行ってみようと思います。知り合いの方がジャズバンドをされるということで、そちらの方にお邪魔させていただきましょう。

場所は変わって1号館の2階にやって参りました。ハードなロックの演奏も別の教室から聞こえてきますが、今回のお目当ては東京大学 Jazz Jank Workshop(JJW)の皆さんによる「Jazz Jank Workshop」です。普段はジャズバンドの楽器演奏のみで歌はないそうなのですが、駒場祭に合わせて企画バンドを特別に組んで、本ロックバンドを結成されたそうです!あいみょんの「君はロックを聴かない」や[Alexandros]の「ワタリドリ」でお客さんも私もノリノリになれました。素晴らしいステージありがとうございます。

私は入学してから新型コロナウイルス禍の影響で満足な学園祭を一度も経験してこなかった学年でした。そんな私にとって今回の駒場祭は、初めて屋台の出ている学園祭で心から楽しみにしていました。実際の駒場祭の雰囲気や企画は私が期待していた以上のもので、何より企画されている学生さんたちの本気度も肌で感じています。またマスク越しにお客さんの笑顔を私は直に感じることができました。これからもこんな素晴らしい文化祭が続くことを願っていると同時に、このレポートを読んでいる高校生の皆さんが東大に入学し駒場祭に参加される未来を私は望んでいます。

取材・文・画像/学生サポーター・工藤怜
企画・構成/「キミの東大」企画・編集チーム