「第73回駒場祭」レポート2022!-3日目・対面編

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史上初のハイブリッド開催!第73回駒場祭の様子をレポート

2022年11月18日(金)〜20日(日)に第73回駒場祭が開催されました。新型コロナウイルスによる影響で、2年間オンラインでの開催となっていた駒場祭。感染状況も落ち着いてきた2022年は、史上初のハイブリッド開催となり、久しぶりに駒場祭がキャンパスに戻ってきました!
対面でにぎやかに、オンラインでゆったりと、それぞれの駒場祭を学生サポーターにレポートしてもらいます。
今回は3日目・対面の駒場祭の様子をお届けいたします!

今回は、最終日である20日の駒場祭の様子をお届けします!最終日は雨の予報で、最高気温も13度予想とあいにくの天気でしたが、対面の会場となる駒場Ⅰキャンパスには、日曜日ということもあり、学内・学外問わず大勢のお客さんで賑わっていました。

新型コロナウイルス感染症対策の観点から、事前予約制をとっており、来客者は坂下門から入構し、グラウンドで受付をします。普段の学校生活ではなかなか通らないような場所を通って学校に入る非日常的な時間は、大学祭の特別感を増幅します。

受付後最初に出会うのは銀杏並木沿いのテント列。どのお店もそれぞれの魅力があり、見ているだけで楽しいですね。ちょうど紅葉シーズンと重なる駒場祭では、この銀杏並木も見所の一つです。


銀杏通りのテント列

銀杏並木の中間地点あたりからはギターの素敵な音色が聞こえてきます。アコースティックギターの弾き語りサークル、アンプラグドによる生演奏です。しっとりとした音色ときれいに染まった銀杏、柔らかく降り注ぐ雨が一体となって素敵な空間が広がっていました。


通りすがりの来場者を引き付ける素敵な演奏の様子

KOMCEE裏に設置されたグランドフェスティバルステージでは、ステージ企画が行われています。私が行ったときには、ダンスサークルWISHによるパフォーマンスが行われていました。寒さを吹き飛ばすようなエナジェティックな雰囲気に観客は大盛り上がりでした。この日のために何十時間も練習を重ねられてきたそうです。


WISHの皆さんによるダンスパフォーマンス

東大のサークルによる出し物も見所の一つ。

こちらは、IMO projectによる「東京いも大学」。サークルメンバーが芋の魅力について熱く語ってくれます。また、メンバーが育てた色々な種類の芋が販売されていました。最終日の午後にはほとんど売り切れていました!同じさつまいもでも、銘柄によって大きく味が異なるそうです。「推し芋」を見つけるのも楽しそうですね。


来場者にさつまいもの説明をする部員たち

そして、今回の駒場祭では飲食ブースが解禁となりました。春に行われた五月祭までは、飲食店の出店が行えなかったため、学生や来場者にとって念願のことだったと思います。飲食店は、5号館裏と矢内原通りの2カ所あります。飲食ブースには入場規制がかかっているため、長蛇の列ができていました。沿道の両側に並ぶテントからは集客のかけ声が飛び交っています。おいしそうな香りに囲まれ、目の前で調理している様子を見ていると食欲がそそられ、ついつい買いすぎてしまいますね。


飲食ブロック受付前の列

テント列の一番奥にあるのは、理科二・三類11組による「Now River Fire」。できたての今川焼が食べられます。生地の味が3種類から選べ、中身もつぶあんとこしあんの2種類という豊富なバラエティー。店頭では、クラスの方が作詞作曲したというオリジナルソングがかかっていました。店を離れてからもずっと頭から離れなかったです。


今川焼の販売風景

駒場祭の楽しく活気あふれた様子は伝わったでしょうか。今回は、屋外の企画をメインにお伝えしましたが、屋内にも魅力的な企画が数多くあります。1日では到底回りきれません!皆さんも是非駒場祭に足を運んでみてください!

取材・文・画像/学生サポーター・岡渚
企画・構成/「キミの東大」企画・編集チーム