高校生・受験生が東大を
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――文科三類を選んだ理由を教えてください。

社会系に広く興味があるんですけど、まだ何をしたいのか一つに絞りきれていなかったので、履修の自由度が高いと聞いていた文3を志望しました。前期課程で幅広く学びながら、自分のやりたいことを見つけていけたらいいなと思っています。

――高校時代に熱心に取り組んでいたことは何ですか？

小学校の頃からずっと水泳を続けていて、高校でも週5、6で練習をしていました。練習はかなり大変だったのですが、放課後から練習までの時間は学校の自習室に残って勉強したり、通学時間を有効活用したりして、勉強時間を確保していました。水泳の練習を通して、継続する力も身についたように思います。また、受験生になってからも「あの頃の練習に比べれば楽だ！」と思うことで、受験勉強を乗り切ることができました。

――東大をめざすことについて、ご家族はどのように受け止めていましたか？

東大をめざすと決めたときから、父はずっと前向きに応援してくれていましたが、母は東大出身の女子に対して抱いていたイメージがあって、ずっとそのことが気になって心配していました。それでも、私が本気で東大に行きたいという気持ちを伝えてからは、母も心から応援してくれるようになりましたね。

――東大に入学して、印象はいかがでしたか？

東大にはいろんなところから、多様な人たちが集まってきて、この数日間で一気に世界が広がったような感じがします。まわりからたくさん刺激を受けながら、これからもたくさん経験を積んで、視野を広げていきたいなと思っています。

――興味のある授業はありましたか？

社会学や心理学がおもしろそうだなと思ったのと「国際関係論」にも興味があります。戦争や紛争の問題も含めて、国際情勢についても、より深く理解できるようになりたいです。

――大学生活でやってみたいことはありますか？

東大をめざす女子を増やすためにいろんな活動をしている「Polaris（ポラリス）」という団体に興味があります。私自身、まわりに東大をめざしている人や実際に通っている人が少なくて不安に感じることもあったので、もっと東大に女子が増えるような活動に関わっていけたらと思っています。

――高校生に向けてメッセージをお願いします。

大学に入ると、高校時代にはなかなかできなかったような経験をたくさん積むことができます。勉強は大変に感じることもあると思いますが、ここでがんばった経験は後々の自信につながるので、友人と切磋琢磨しながら、ぜひがんばってください！

――ありがとうございました。これからのご活躍を期待しています！

 

インタビュー・企画・構成／「キミの東大」編集チーム

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