高校生・受験生が東大を
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――東大を志望したきっかけを教えてください。

中学の頃、通っていた塾の先生から「せっかくやったら東大をめざしてみないか」と勧められたことがきっかけで、自分も東大をめざして勉強していこうと思うようになりました。塾の先生が背中を押してくれたことで、親もすごく協力してくれるようになり、上京するときも「都会に行っていろんな情報を得て、刺激を受けてこい！」と励ましてくれました。

――なぜ理科二類を選んだのですか？

高校では理数科に所属しながら文系を志望していましたが、文系でも数学を活かせる分野を学びたくて調べたところ、経済学だということがわかって、文科二類を志望しました。日本と海外における金利や投資への考え方の違い、海外のお金に関する効率的な感覚を日本にも導入できないかを考えていきたいです。

――受験を経て、ご自身の成長をどのように感じていますか？

自分を客観的に見るきっかけを得られたというか、いやもう、いろんな面で鍛えられましたね。コミュニケーション力も鍛えられましたし、自己分析もできるようになったかなと思います。たとえば、どの教科が苦手なのか、どんな場面で焦りやすいのか、逆に調子がいいときはどんなときなのかなど、自分の傾向を分析できるようになって、以前より深く自分を知ることができるようになりました。

――クラスの雰囲気はどんな感じですか？

クラスの人と話をすると、本当にいろんな考え方をもっている人がたくさんいるんだなってことを実感しました。そうした仲間がいる環境は、学問に取り組むうえでも大きな刺激になりますし、自分自身の成長にもつながる、とても恵まれた環境だなと感じています。

――大学で、学業以外にやってみたいことはありますか？

地方から東大に進学したこともあって、もっと人脈を広げられたらいいなと思っています。人との交流から新たな気づきにつながる可能性もあると思うので、コミュニケーション力を高めるためにも、飲食店や塾講師などのアルバイトをしてみたいです。サークルも考えていて、今は金融研究会に入りたいなと思っています。また、高校からずっとバドミントンをやっていたので、大学でも続けていきたいですね。

――高校生へのメッセージをお願いします。

受験は大学に受かるということだけじゃなくて、仲間と協力したり、自分をコントロールしたりと、人として大きく成長できる機会だと思います。だからこそ、今が大変だとしても、そこをしっかり乗り越えられるようにがんばってほしいなと思います。

――ありがとうございました。成長し続ける人はとても素敵ですね！

 

インタビュー・企画・構成／「キミの東大」編集チーム

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