「生物部での活動をきっかけに理2に進む。将来は大学院で生物の研究に取り組みたい」―2022新入生インタビュー 理科二類

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岡田和輝さん

PROFILE

  • 氏名:   岡田和輝さん
  • 出身校:  広島学院高等学校(広島県)
  • 入学:   2022年 理科二類

――何を学びたいと思って、東大を志望しましたか?

高校では生物部に入っていたんですけど、生物学をもっと勉強したくて東大を選びました。高校が山に面しているようなところにあって、暮らしのなかでも農業がすごく身近なものだったで、生物学の基礎を学んで、農業に発展させていきたいと思っています。

――高校の生物部では、どのような活動をしたのか教えてください。

広島はオオサンショウウオの生息地として有名なんですが、分布や生息数の調査に参加して、オオサンショウウオの保全に向けた活動をしていました。その調査結果については、文化祭でも発表しましたし、そのほかにも、高校2年の終わりには、「科学の甲子園」に出るための課題に挑戦し、いろいろな研究をしていました。

――高校での活動を通して、大学ではどのように学んでいきたいと思っていますか?

高校では課外活動にも力を入れていましたが、主に受験勉強のためにたくさんの時間を費やしたので、大学では興味の向いたことに取り組む時間を作り、いろんな価値観を得られるような体験を重ねて、学んでいきたいと思っています。

――では、勉強以外に大学でやってみたいことはありますか?

経済にも興味があるので、株や投資が学べるサークルに入りたいと思っています。先日、サークルオリエンテーションにも参加したところです。

――卒業後の進路については、どのように考えていらっしゃいますか?

将来は研究者になりたいと考えているので、大学院に進んで、生物学を幅広く研究をしていきたいと考えています。

――最後に高校生に向けてメッセージをお願いします。

自分が高校2、3年の時は、大学に合格するための勉強を必死にやっていて、実際に「大学で何をやりたいか」とか、「何を勉強したいか」とか、大学に入ってからのことを考える時間がちょっと少なかったかなと思っています。将来の目標を整えるためにも自分と向き合う時間を作ったり、ときには自分の興味の向いたことに取り組んだりする時間もたくさん作ってほしいなと思っています。

――高校生へのメッセージ、ありがとうございました!

 

取材/2022年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム