「新型コロナウイルス禍で考えた自身の進路。将来は新しい治療薬の開発に関わりたい」―2022新入生インタビュー 理科二類

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中野優香さん

PROFILE

  • 氏名:   中野優香さん
  • 出身校:  東京学芸大学附属高等学校(東京都)
  • 入学:   2022年 理科二類

――東大の理科二類を志望した理由を教えてください。

新型コロナウイルス禍の影響で、学校や塾にも行けなくなってしまって、高校では文化祭も体育祭もなくなって、そのことがすごく残念で悔しい思いをしていたんです。そんな状況の中で、自分を見つめ直し、自分の好きな化学の分野を活かして何かできないかと考えたときに、今はまだきちんとした治療薬がない病気の薬の開発に携わりたいという気持ちが強くなって、理2を志望しました。

――大学では、何を学びたいですか?

薬学や創薬について学びたいのはもちろんなんですけど、心理学や行動心理学にもすごく興味があります。前期課程では、文系理系にこだわらず、どんな分野も関係なく学べるので、いろいろなことにチャレンジして自分の見分を広げたいです。

――入学して数週間経ちますが、クラスの雰囲気はいかがですか?

東大生はまじめな人ばかりなのかなと思っていたんですけど、明るい人が多くて、とても楽しいです。クラス旅行に行ったことで、たくさん話もできて、クラスの人たちともすぐに距離がぐっと縮まった感じがしました。

――大学では、学業以外にやりたいことはありますか?

小学校の頃からヒップホップダンスを習っていたので、ダンスサークルに入りたいなと思っています。そのほかにも、新しいことを始めてみたくて、護身術もかっこいいかなと考えているところです。

――最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

勉強面だけではないんですけど、何かに打ち込むときは、何時間も何時間もがむしゃらに頑張るよりも、自分に足りない部分を見つめて、それに向かってコツコツやることが大切なのかなと思います。私自身、受験勉強については、がむしゃらにやってきたというよりは、毎日コンスタントに続けてきたことが、今に活きているのかなと思っています。今、やっていることが、自分の将来につながっていると思うと頑張れるので、楽しみながら、いろんなことにチャレンジしてほしいなと思います。

――ありがとうございました。中野さんもいろんなことに挑戦してくださいね!

 

取材/2022年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム