「社会問題をビジネスで解決したい。将来の夢に向けて大学では解決すべき課題を探す」―2022新入生インタビュー 理科一類

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坂原史明さん

PROFILE

  • 氏名:   坂原史明さん
  • 出身校:  広島県立呉三津田高等学校
  • 入学:   2022年 理科一類

――理科一類で学びたい分野はありますか?

今のところAIに興味があって、社会課題をビジネスで解決することに関心があります。そのために何をすればいいかは、まだ定まっていないんですけど、まずはどの分野にも関わりがありそうなAI関連のことを学びたいと思っています。

――AIについて、興味をもったきっかけを教えてください。

広島県にはWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)という取り組みがあって、高校の郊外活動でその探究プログラムに参加しました。そこで、いろんな教育活動を行うNPOや海外インターン、よりよい世界にしたいという意識の高い他校の高校生と交流したことによって、存続的な形で活動ができるビジネスとして課題解決をしていきたいという思いが芽生え、そこからAIに興味をもつようになりました。

――大学ではどのように学んでいきたいですか?

高校生のときは、自分が貧困で困った経験もなければ、身近でもそういう話を聞いたこともなかったので、ただ漠然と貧困を解決したいと思っていました。探究活動を通して学んだことを活かし、大学では、自分が課題に向き合う理由や解決できる適性があるのかなども考えながら、幅広く学んで多角的な視点を養っていきたいです。

――周囲の東大生の印象はどうですか?

自分は広島出身で、まわりに東大生もいなくて、東大を目指す人も少ない高校だったので、入る前は、みんな有名な進学校の人ばかりで雰囲気や空気感が違うんかなと思っていました。でも、話してみたら、みんな感じがよくて優しくて、とても安心しました。

――最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

自由な高校も何かと忙しい高校も一人ひとりに余暇時間が与えられていて、その余暇時間はその人によって生産性のあることに使ったり、楽しいことに使ったりすると思うんですけど、だらだら中途半端に過ごすのはすごくもったいないので、どんな使い方をするにしても、しっかり情熱を傾けて時間を使うといいんじゃないかと思います。ちなみに自分は勉強一色でしたが、わりと勉強することが好きだったので、楽しかったですね。

――高校生への素敵なメッセージをありがとうございました!

 

取材/2022年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム