「入学後を思い描いてモチベーションを高める。今後の進路は4年間で見つけたい」―【文科三類】新入生インタビュー 2022

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町田悠理菜さん

PROFILE

  • 氏名:  町田悠理菜さん
  • 出身校: 千代田区立九段中等教育学校(東京都)
  • 入学:  2022年 文科三類

――東大を志望されたきっかけを教えてください。

前期課程での学びを通して進学選択で志望学部を選べるのが、自分に合っているなと感じて東大を志望しました。私は社会学に興味がありますが、ほかにも哲学や倫理学など関心のある分野が多いので、1、2年でいろいろな授業を受けて、幅広く学びながら進路を決めていきたいです。

――東大への進学を意識したのはいつ頃ですか?

東大受験のための勉強にちゃんと向き合い始めたのは、高校3年の春からです。それまでは大学進学についてあまり深く考えていなかったのですが、「そろそろ時期的にも真剣に進学先を決めないと!」と思い立って、東大を受験しようと決めました。

――受験勉強のモチベーションは、どのように維持していましたか?

私は塾に通っていたんですけど、塾の先生が話してくれる世界史や比較文化の話がおもしろくて「大学に入ったらこんな感じの講義が受けられるかもしれない」と思うことで、大学受験へのモチベーションを高めていました。そのほかにも、興味のある動画を見ることも励みになっていました。マイケル・サンデル教授の「正義の話をしよう」が好きで、同じ動画を何度も繰り返して見ていましたし、安田講堂で行われている動画もあったので、それは東大受験のモチベーションアップにつながったかなと思います。

――東大生の印象はいかがでしたか?

「思った通りだった」という印象です。実際に話をしてみると、みんないろいろな分野に広く興味をもっていて、勉強にも熱意があるのが伝わってきました。一緒に勉強するとなったらきっとワクワクするだろうなと感じていて、とても期待しています。

――大学で、勉強以外にやってみたいことはありますか?

今は、合気道などの武道系サークルに興味をもっています。高校では吹奏楽でトロンボーンをしていたので、大学でも音楽活動も続けながら、これまで経験したことがない新しいことにも挑戦してみたいと考えています。

――将来のビジョンについて、考えていることはありますか?

まだ具体的には決めていませんが、大学4年間の学びを通して、自分に合うものが見つけられたらいいなと思っています。

――高校生・受験生に向けてメッセージをお願いします。

東大に入学して、まわりの人たちから刺激を受けながら勉強できる環境は、とても貴重だなと感じています。受験勉強は大変だと思いますが、その先にある楽しみを想像して、モチベーションを高め、ぜひがんばってほしいなと思っています。

――ありがとうございました。充実した4年間を過ごしてください!

 

インタビュー・企画・構成/「キミの東大」編集チーム