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「進学選択に魅力を感じて東大を志望。大学でいろいろな経験をつんで将来の道を探したい」―2022新入生インタビュー 文科三類

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阿部優里さん

PROFILE

  • 氏名:   阿部優里さん
  • 出身校:  渋谷教育学園渋谷中学高等学校(東京都)
  • 入学:   2022年 文科三類

――文科三類を志望した理由を教えてください。

10歳上の兄も東大の文科三類だったんですけど、在学中はサークルも勉強もすごく楽しそうにやっていて、進学選択では法学部に進んだんです。そんな兄の姿を近くで見ていて、入学した時には考えていなかった学部に進学できることもすごく魅力的だなと思いました。私も心理学や教育学、認知行動科学と興味が広がっていったので、進学選択で何を探求していくか学びながら決めていきたいなと思って、東大の文科三類を志望しました。

――大学ではどのように学んでいきたいと思っていますか?

高校2年のときに、授業の一環として論文を書いたことがあったんです。そのときにいろいろな文献を読んだことから興味の幅が広がって、これまで情熱的に研究したいと思っていた分野について、改めて考えるようになりました。その論文が賞を取ったことで自信にもつながったんですけど、勉強を進めていくうちに「本当にその分野で研究していけるんだろうか」と少し不安にもなりました。大学では、多角的に学んで自分が本当にやりたいことを探し、その分野を掘り進められたらと思っています。

――学業以外に、大学でやってみたいことはありますか?

部活やサークルには入りたいと考えていて、今は先輩に勧められたところに見学に行っています。それと、私は中高で文化祭実行委員をやっていたので、駒場祭に関われたらいいなと思っています。大学では、新しい出会いも大切にして、課外活動でもたくさんの人と関わっていきたいです。

――最後に、高校生へのメッセージをお願いします。

私は、高校時代にいろいろな課外活動をしたおかげで、興味の幅が広がったし、逆に「これは自分に向いていないな」と自分を知ることもできました。大学受験がある限り、勉強に時間を割かなければいけないのは仕方がないことだと思います。でも、友達に誘われたボランティアに一緒に参加してみたり、いろいろな賞にも獲れなくてもいいやぐらいの気持ちで応募してみたりすることで、自信にもつながりますし、自分という人間を知るということにもつながると思うので、ぜひ積極的にいろんなことに挑戦してほしいです。

――ありがとうございました。まずは挑戦することから始めてみることが大事なんですね!

 

取材/2022年4月
インタビュー・構成/「キミの東大」企画・編集チーム