高校生・受験生が東大を
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――文科二類を志望した理由を教えてください。

経済学を学びたくて、文科二類を選びました。経済学部では、統計の勉強もできますし、起業をするために役立つ知識もたくさん得られるんじゃないかと思っています。

――進路を考えるうえで影響を受けた出来事はありますか？

高校3年のときに、いろんな起業で成功している人たちの本を読んだことがきっかけで、インターネットを活用した起業におもしろさを感じるようになりました。そこから起業や会社経営への興味が広がり、大学では学びを深めて、起業につながる力を身につけていきたいと考えています。

――東大をめざすことで、まわりの方々の反応はいかがでしたか？

私の高校では、文系から東大をめざす人はそれほど多くなかったですし、受験した女子は私一人だけだったので、少し心細かったです。でも、まわりの人たちが温かく応援してくれたことで、心配していた母も前向きになってくれて、支えてくれたみなさんにとても感謝しています。

――東大に入学して、どんな印象を受けましたか？

入学前はもっとまじめな感じの人が多いのかなと思っていたんですけど、実際には力を抜けるところは抜いて、やるべきことはしっかりとこなす、その切り替えがすごくうまい人が多いなっていう印象を受けました。

――大学で勉強以外にやってみたいことはありますか？

静岡県から東大をめざすなかで感じたことがいろいろあったので、東大をめざす女子を増やすための活動をしている『Polaris（ポラリス）』に入りたいなって考えています。ちょうど新歓に参加してきたところなんですけど、女子支援の活動だけでなく、SNSでの発信の仕方とかも学べそうだったのでいいなと思いました。ほかにも、『IMO project』というお芋サークルにに興味があります。郊外の畑を借りて、自分たちでお芋を育て、収穫して食べるまでを体験できるサークルです。私はお芋が好きなので、楽しそうだなって思っています。

――最後に、高校生のみなさんへのメッセージをお願いします。

私は地方から受験したので、東大受験に関しての情報は十分ではありませんでした。それでも、挑戦を続けたことで道が開けたと感じています。同じように情報が少ない環境にいる高校生のみなさんにも、あきらめずに受験に挑戦してほしいなと思っています。

――ありがとうございました。前向きな一歩が実を結びますように！

 

インタビュー・企画・構成／「キミの東大」編集チーム

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