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自分に問いかけた「願いが何でも叶うなら何をしたい?」―教育学部3年・東大生インタビュー

自分に問いかけた「願いが何でも叶うなら何をしたい?」―教育学部3年・東大生インタビュー

Student Voice

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STUDENT VOICE

氏名: 増子 彩夏
出身: 新潟市立高志中等教育学校
入学: 2016年度 文科3類
所属: 教育学部 教育心理学コース 3年

もしも願いが何でも叶うとしたら、何がしたい?

当時高校1年生だった増子さんは、自分にこう問いかけたという。中高一貫校に通っていたが、高校に進学してからは部活を辞め、勉強にも本気で取り組まないまま、毎日ゲームばかりしていた。そんなある時、ふと思った。せっかく中学受験までしたのに、自分はいったい何を得たのか? まだ何も得られていないのではないか? このまま卒業しても、後悔するだけではないのか……?

そう自問自答した結果、後悔しないために大きな目標を立てることにした。「女子アナウンサーになりたい」。そこで、国公立大学で女子アナになる実績が最も高い東大を志望するようになった。

それからというもの、東大に関する情報を積極的に収集し、自分の将来像をより具体的に描くようになった。オープンキャンパスに参加したときは、そこで出会った日本史学の先生に惚れ込み、進路の相談に乗ってもらっただけではなく、メールアドレスを交換して個別に連絡を取るようになり、先生の著作も読んだ。また、予備校が開催する東大志望者のための勉強合宿にも参加し、現役の東大生の話を聞いた。周りの友人のほとんどは新潟県内への進学を目指していたこともあり、「東京」や「東大」に関する話題を共有できる人が身近にいなかった増子さんにとって、これらの機会は非常に貴重であり、かつ刺激的であったそう。

東京に住むことの魅力は、いろいろな人の人生を垣間見ることができることなのだと語る。セミナーやシンポジウムも多く開催されており、あこがれる人、尊敬できる教授が身近にたくさんいる。会ってみたいと思った人には、積極的にメッセンジャーなどでコンタクトを取るようにしているのだとか。

そんな行動力に満ち溢れる増子さんが今、将来やりたいと思っていることは、コーチングの会社を起業することだという。コーチングとは、誰かの話に耳を傾け、対話をすることで、最終的にはその人の自己実現のための手助けをするという、コミュニケーションスキルの一つで、駒場時代に住んでいた三鷹寮のOBとのご飯会で知り合った、とある会社の社長さんに紹介されたのだそう。誰かの相談を受けて、その夢を叶えるお手伝いがしたい。誰かを一歩ひと押しできる人になりたい。そう思った増子さんは、コーチングにつながる進学先として教育心理学コースを選んだ。

増子さんは、将来に悩む中高生も、自分の限界を定めずに、心からワクワクできる目標や夢を見つけてほしいと話す。「自分に制限を設ければ、失敗するリスクは少なくなるかもしれないけれど、そんな人生はつまらない。だから、君も思い切って自分にこう問いかけてみてほしい」。

もしも願いが何でも叶うとしたら、何がしたい?

2018.08.09
文/学生ライター・伊達摩彦