哲学

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それはココで学べ!

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哲学といえば文学部、だと思われるかもしれない。そしてそれは確かに正しい。文学部人文学科には哲学専修課程、中国思想文化学専修課程、倫理学専修課程など、一般的に哲学といって連想されるものがそろっている。とくに哲学専修課程は、東京大学設立以来の歴史ある専修であり、現在は西洋哲学に関する研究を多く扱っている。もちろん、東洋哲学を扱う専修や、現代の日本の思想や文化を研究している専修もある。もしも哲学を学ぶというなら、必ず文学部は候補に入ることだと思う。

しかし、哲学は決して西洋哲学、東洋哲学、現代思想だけというわけではない。法哲学、教育哲学、政治哲学などを学びたいのなら、法学部や教育学部に行くことも考えるべきだろう。

また、教養学部という選択肢も忘れてはいけない。教養学部の特徴は、理系分野も関わるような領域横断型の哲学が多い点だ。例えば、科学哲学では科学の根拠や科学技術の倫理などを学ぶ。理科生の割合も多い。 科学哲学以外にも、近代から現代にかけての近現代哲学や公共性の哲学といった研究も行う。

それでは、理学部や工学部、医学部などの理系学部では哲学と全く関わることが無いのだろうか。

そのようなことはない。哲学とつながりのある倫理にまで視野を拡げれば、医学部で臨床倫理の講義があるのは当然として、建築倫理、工学倫理など工学部にも多様な倫理の講義がある。そして、すべての理系学部で研究倫理は必修講義となっているはずだ。

科学技術と社会は切っても切り離せない関係にある。理系分野の学生として学んでおかなければいけない視点というものがある。哲学のない技術ほど危険なものはない。

たとえどのような進路に進んでも、哲学は人間が生きている限り、考える必要のある研究課題である。

2018.10.22
文/学生ライター・佐藤咲良