農学生命科学図書館

2020.03.05

東大を知る

#東大の施設 #東大の施設 #学ぶ #学ぶ #図書館 #図書館

東京大学は、総合図書館や駒場図書館をはじめとし、学部や研究科の固有のものを含めて30以上の図書館を有している。今回はその中のひとつである、農学生命科学図書館(通称、農学部図書館)を紹介する。

農学部図書館は、主に農学部の建物が集まる弥生キャンパスにある。本郷キャンパスの総合図書館と比べると規模は小さいが、他の図書館にはない魅力がある。

農学部図書館を特徴付けているものは、何と言ってもその蔵書である。一般図書としては、生物学や農学に関する専門性の高い図書が所蔵されている。学術雑誌も日本語、英語共に多く取り揃えてある。書架は地下1階から3階にわたって設置されているため、レポートや論文執筆のための資料を探すのには申し分ない情報量だろう。シラバスコーナーでは、農学部が開講している授業のシラバスに掲載されている図書をまとめて閲覧できるので、授業の予習・復習も可能だ。また、1階のカウンター付近には図書館がおすすめする図書が期間限定で紹介されている。そこには入門書が揃っていることが多いので、農学部以外の学部の人も気軽に生物学や農学に触れることができる。その他にも、農学関係の博士論文や、農業経済学科(現在の農業・資源経済学専修)が所蔵していた官公庁資料、全国各地に東大が所有する演習林の資料など、他の東大附属図書館では見られない興味深い資料が豊富にある。

小規模ながら利用しやすい設備も魅力の1つだ。1階に設けられているラウンジは、飲食や会話が可能であり、グループでの勉強や打ち合わせに利用できる。ラウンジの壁を利用した期間限定の展示も行われており、農学部図書館が所蔵している貴重な資料を眺めながら休憩することもできる。

2階には個人学習用の個室が7部屋ある。周りの音を気にせずに集中したいときにはもってこいだ。1時間単位で気軽に利用できるものと、半月単位で長期間利用できるものの2種類があるため、用途によって使い分けることもできるだろう。そして3階には20~30人程度収容可能なゼミナール室・会議室がある。ホワイトボードやプロジェクターなどの機材も使用可能なので、多目的に使用することができる。(この2階の個室と3階のゼミナール室・会議室の利用は、農学部・農学生命科学研究科等の所属者に限られている。)

また、同階のPC端末室にはWindowsとiMacの端末が揃っており、快適なネットワーク環境が張り巡らされている。この他にも閲覧スペースが豊富にあるので、満席を気にすることなく、いつでも読書や作業をしに行くことができる。

農学部生はもちろん、他の学部の学生も利用できる設備は多いので、気分転換をしたいときに足を運んでみてはいかがだろうか。

参考文献・参考リンク
大学案内2018
農学生命科学図書館ホームページ
農学生命科学図書館を知る!セルフツアーガイド

文/学生ライター・堀内美佑